菊芋(キクイモ)とヤーコンの特色と効能

●天然のインスリン
 菊芋(キクイモ)の主成分は、ゴボウ、玉ネギ、ニンニクなどにも含まれる【イヌリン】と呼ばれる食物繊維が豊富に入っています。このイヌリンはブドウ糖の生成を抑えて肝臓への負担を減らすことができます。さらに、イヌリンの食物繊維が食事で摂取した炭水化物類の糖分を取り込んで一緒に体外へ排出されやすくします。したがって糖が体内に吸収するのを防いで、血糖値の上昇を抑える効能が指摘されることから「天然のインスリン」とも呼ばれ、糖尿病の予防にも用いられます。
ヤーコンにもイヌリンが含まれています。ヤーコンには
その他、カテキン・フラボノイド・ポリフェノール、フラクトオリゴ糖が多く含まれることから、乳酸菌増殖、善玉菌による腸内環境の改善、血糖値を下げる効能が挙げられます。

●ダイエット効果
菊芋(キクイモ)とヤーコンは、食物繊維が豊富です。食物繊維は中性脂肪から脂肪酸への分解を促進する作用があることから、満腹感を促して食べ過ぎを抑制し、体重の増加を抑える健康的ダイエットにも効果があり、また利尿作用もあります。

●コレステロールを抑制
 菊芋(キクイモ)には食物繊維の【イヌリンとミネラル】が多く含まれ、様々な健康機能性を備えています。ヤーコンにはポリフェノール類のほか、【ビタミンA・B1・Cやカルシウム・カリウムなど】が豊富に含まれているので、血液中の悪玉コレステロールの酸化を抑制する抗酸化作用により中性脂肪、コレステロールを下げ、動脈硬化を予防する効能が挙げられています。その他高血圧、高脂血症などの改善などに役立ちます。
また、ヤーコンには血圧を下げる働きを持った【カリウム】が多く含まれていることも、高血圧の予防・改善に効果的であると考えられる要因の一つと言えます。

 
キクイモとは

菊芋(キクイモ)は北米原産のキク科の植物です。草丈は2〜3mになり、収穫前の秋口に菊に似た黄色い花を咲かせます。地下部には生姜に似たイモ状の塊根をつけます。
近年ヨーロッパにおいて成分の研究が進み、非常に栄養価が高いことが判明し、機能性食品への活用がなされています。日本においても最近注目されるようになりました。
◎成分・・菊芋(キクイモ)はイヌリンという食物繊維が主成分(約60%)
その他の成分
■ミネラル:カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム 
■ビタミン:ベータカロチン・B1・B2・C・アスコルビン酸など。
■酵素:イヌリナーゼ・プロティナーゼなど。
■必須アミノ酸:ロイジン・リジン・フェニルアラニン・ヒスチジン
などを含みます。


ヤーコンとは

ヤーコンは南米アンデス山地原産のキク科の多年草本で、別名をアンデスポテトと言い、草丈が1〜2メートル、晩秋に黄色い小さな花を咲かせます。地下に1個200グラム前後のさつまいもやダリアに似た形のいも(塊根部)を付けます。塊根を食用し葉や茎はお茶に利用されます。
◎成分・・主成分は大豆、ゴボウの2倍、玉ねぎの4倍あるフラクトオリゴ糖(効用は整腸作用、血液や血行を正常に保つなど)で、ビタミン、ミネラル、植物繊維なども豊富に含みます