生活習慣病と日本食・自然食品

生活習慣病とは、生活習慣の乱れが原因となって引き起こされる様々な病気のことをいいます。昔は生活習慣の乱れる社会人に多く見られた病気の総称として「成人病」という言葉が使われていましたが、最近では成人以下の人も病気を患っていることが多く、成人だけに限定せず「生活習慣病」という名称になりました。

生活習慣病と呼ばれる病気

糖尿病・高血圧、脂質異常症、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血、がん、腎臓病、肝臓病、骨粗しょう症、歯周病などが生活習慣病とされる病気です。生活習慣病はひとつの病気だけでなく、複数の病気を併発して発症します。特に糖尿病、高血圧、脂質異常症は動脈硬化を引き起こす原因となります。さらに動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞、脳出血といったその他の病気を引き起こす原因となり、次々と新たな病気が発生してしまいます。動脈が硬くなり弾力を失った動脈硬化は、ちょっとしたことで血管が破けることや、内部にコレステロールが固まって血栓ができるようになってしまいます。自覚症状もなく、静かに進行していくので発見が遅くなることが問題とされています。血管は年齡を重ねるごとにだんだんと硬くなっていきますが、脂肪の多い食事などにより血管の老化が早まっているといわれています。

すべてに関わるメタボリックシンドローム

食の欧米化によってメタボリックシンドロームの日本人が増えています。メタボリックシンドロームは脂肪の多い食事や糖分の過剰摂取などが原因で起こります。肥満には皮膚の下に脂肪が溜まる皮下脂肪タイプと内臓の周囲に脂肪が溜まる内臓脂肪タイプの2種類に分けることができます。特に内臓脂肪タイプは血管を圧迫して高血圧や脂質異常症などになりやすいとされています。一見痩せて見える人でも内臓に脂肪がついている隠れ肥満の方も多いです。見た目だけでなく体脂肪計を使ってきちんと自分の数値を知って健康管理をすることをおすすめします。

伝統的日本食の特色

日本食の特色として、発酵食品が多く使われている点が挙げられます。 発酵食品は発酵前と比べると成分が変化しており、腸内環境を整えるなど、体によい食品です。味噌や納豆、麹などの発酵食品は、日本食で多く使われ、「日本食は健康に良い」と世界的に評価されています。

現代は食の欧米化により、日本食を食べないことが増えた結果、日本人の生活習慣病の患者数が増えているのではないかと考えられているため、生活習慣病予防をお考えの方は日本食の成分にもご注目ください。

生活習慣病やメタボリックシンドロームを予防するには、健康的な食事をすることが大切です。特に日本食は世界的に見てもバランスのとれた食事です。食品添加物や保存料、着色料が入っていない自然食品を選び、腹八分目の食事をおすすめします。当ショップでは無添加の自然食品や健康飲料の通販を行っています。自然の恵みで育った日本伝統の食材を活かした商品をお取り寄せ味わっていただけます。健康のサポートに自然食品を取り入れてみてはいかがでしょうか。